ウルトラライト入門-チタンクッカー導入-
万能なアルミパーソナルクッカー最高。
っと思っていましたが、、、
軽量化の一環でチタン製クッカーを集め始めました。
チタン製クッカーの特徴
端的に言うとお湯を沸かす用途だけなら軽くて最高。
ただ、アルミと比較して料理には不向きです。
もし調理をしたいようであれば、別途フライパンを用意するのが現実的でしょう。
その場合、重量のアドバンテージはなくなります。
ただ、煮炊きやレトルトで賄えるのであれば、食材、燃料含め大幅に軽量化が可能です。
素材 | 価格 | 軽さ | 焼き物 | 炊飯 |
---|---|---|---|---|
アルミ | ○ | × | △ | △ |
チタン | × | ○ | × | × |
チタンとアルミの重量比較
チタン、アルミで同一モデルを展開しているスノーピークのパーソナルクッカーを例に出します。
こちらは、鍋が大小2つ、それに対応したフタ兼フライパンが2つという構成です。
ブランド | 製品 | 重量 | 価格 |
---|---|---|---|
スノーピーク | アルミパーソナルクッカー | 485g | 3800円(税別) |
スノーピーク | チタンパーソナルクッカー | 330g | 7900円(税別) |
単純な重量比較ではチタン製の方が155g軽くなります。
ただ、上記で記述した通り、チタンは焼き物に向きません。
この差をどう捉えるかは人それぞれ。
フライパンを別途用意するのであれば、割り切ってクッカー側はフライパンとしての機能のないフタにすることもできます。
パッキングを意識すると、アイテム数を取るか、重量を取るかの違いだと思います。
私の選択
最低限のお湯を沸かすだけ!ということで、エバニューのチタンウルトラライトクッカー深型Sにしました。
軽量化を意識したモデルで上部はフライパンではなくフタ。
また、素材自体も極限まで薄くして軽量化を図っています。
スペックは下記の通り。
ナベサイズ:径9.4×深さ10.8cm/容量640ml
フタサイズ:深さ2cm
素材:チタニウム(取っ手部シリコンチューブ)
質量:本体95g
目盛り付き・スタッフバッグ付き
直径がOD缶の110サイズに合わせて設計されており、ほぼ同サイズであるエバニュー製のアルコールストーブスタンドセットが収納可能。
上部に少し隙間があるので、画像のように折りたたみ式のカトラリーや追加の燃料をリンデンパウチに入れて収納することもできます。
キッチン周りの装備の全体像はこんな感じ。
この他にユニフレームのコーヒーバネット、ポーレックスのコーヒーミルミニも追加予定。
意図としては用途別にスタッキングを意識しました。
アルパインサーモボトルの上下のゴム及びコップは排除。
これで70gの削減が可能です。
排除したフタの部分にスノーピークのチタンシングルマグがシンデレラフィット。
ちょうど70gなので重量の足し引きはゼロ。
この装備で一泊のテスト運用をしてみましたが、想像以上に快適でした。
当面はこの一式で過ごすと思います。