ヘリノックスと中華製パチノックスの比較【ポイントは使用頻度】

アウトドアチェアの大本命ヘリノックスのチェアワン。
軽量コンパクトで大人気のプロダクトです。
それに肖るように多数発売されている類似品。
偽物、、、なのでパチノックスなんて揶揄されていますが、本家にはない配色で魅力的な物もありますよね。 それになんといっても価格の安さ。多少の価格差なら本家を買い求める人が多いと思いますが、類似品は1/3以下の価格の物も。
これは揺らぐ。

そんなこんなでいわゆるパチノックスを3台も買い替え、現在はヘリノックス製を使用して私が正直なところを書きたいと思います。

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目次

  1. 本家ヘリノックスとの比較
  2. 壊れる定番箇所は生地の接点
  3. 使用頻度が低いのであればパチノックスでも可。そうでなければ素直に本家がお勧め。

ポールの太さ

本家ヘリノックスの親会社は3大ポールメーカーとして有名なDAC。
高級テントメーカーのヒルバーグはじめ、多くのテントで使用されています。
ヘリノックスもまたDACのポールを使っている為、品質は疑いようがありません。
それに引き換え、類似品は当然無名。
同等の対荷重に対応しようとすると、必然的に太い物を使用することとなります。 手持ちの物を比較したところ、ひと回りほど太かったです。

収納サイズ

組み立て構造はほぼ一緒ですが、上記のポールの太さからどうしても収納サイズが大きくなりがちです。
こちらもひと回りほど大きいことが多かったです。
オートキャンパーならあまり気にしなくていいことですが、バックパックキャンパーであれば見逃せない差かと思います。

生地の強度

計3台の類似品を所有しましたが、どれも生地の強度が低かったです。
生地自体が伸びてしまい購入時のような座り心地は維持できませんでした。

壊れる定番箇所は生地の接点

ポールに難ありと思いきや

上記の通り、ポールの品質に大きな差があることから、当初はこちらが最も破損しやすいポイントかと考えました。
しかし、類似品が健闘しており、ポールの破損が原因でチェアが壊れることはありませんでした。

生地の接点寿命

計3台の類似品は全て同じ理由で壊れました。
それが生地のポールとの接点の破れ。
どれも寿命はほぼ一緒で100日ほどの使用で破れてしまいました。
本家は同じ頻度で使用してもびくともしないことから、ここが本家との耐久性の差異です。
また、本家は仮に生地が破れてしまっても、交換用の生地が販売されています。

使用頻度が低いのであればパチノックスでも可。そうでなければ素直に本家がお勧め。

寿命が約100日というのをどう捉えるかは人それぞれだと思います。
年に数回しかキャンプをしないのであれば正直なところ類似品でも十分な気がします。
逆に毎週のようにキャンプに行ったり、また自宅でも使うようであれば素直に本家を買う事をお勧めします。