サーマレストのエアマットがカビたので洗濯した話
3ヶ月ぶりのキャンプ。
意気揚々と幕内設営をしていると何かが臭う。
いろんな物をクンクンと嗅ぎ周り臭いのもとを特定。
恥ずかしながらエアマットをカビさせてしまいました。
「呼気で膨らませると内部がカビるよ!」
と仲間に口酸っぱく言われておりましたがズボラなので口でガッツリ膨らませていました。自業自得。
また、我が家の保管環境が特殊で湿度が90%以上あるので、それも一因だと思われます。
じゃあこのエアマット、どうするか?
そのまま処分してしまうのも手ではありますが、物は試しと洗濯にチャレンジ。
今日はそんなお話。
また、購入後1年(100泊以上使用)しましたので、これを気にちょっとしたレビューもしたいと思います。
- 使い勝手はどうだったか?
- また、同じ物を買うか などについても言及します。
カビはどんな感じ?
表面に黒かびがポツポツと
まずは画像を見ていただきましょう。
黒カビがポツポツと出ているのがわかると思います。
全体的に出ていますが、上部が多いかな。
これは春先などシュラフを掛け布団にして肌が直接触れていたためだと思います。
平たく言うと皮脂汚れがカビの餌に。。。
また臭いが少し、、、
全体的にほんわり匂いがします。
スルメのような匂い。。。
不幸中の幸いとして発見がソロキャンプの幕内だったので、他人に顰蹙を買うことはありませんでした。
もし、これがグループキャンプだったと思うとゾッとします。
エアーマット、どう洗う?
ネットでググってもあまり事例が出てきませんでした。
あまりいい選択ではないのでしょう。洗濯だけに←
経験値としてチャレンジしますが、非推奨です。
私自身、今後はこのマットをシビアな環境で使う予定はありません。
湯船で踏み洗い
エアーの吸入口がプラを使っているため、洗濯機は避け踏み洗いを行いました。
前の週に同じくダウンを踏み洗いしたので、すごくデジャブ感。
使用した洗剤はエマールお洒落着洗い
この手の選択の基本は中性洗剤。
薄めて使用すれば素材へのダメージも最小限に抑えられます。
私はエマール信者なのでこちら。
洗濯でカビは取れたのか?
匂いは取れました。
が、カビのあとは残ったままですね。
これは想定内なので、上出来です。
こんなタイミングだけど、レビュー
本格エアーマットにしてはリーズナブル
エアーマットってほんとピンキリですよね。
キャンプ用途なら安価なものもありますが、登山用途のモデルだと数万円なんてものも。
私が選んだプロライトプラスは登山用途の本格モデルながら1万円台中盤とリーズナブル。
これより高額なモデルは底冷えの耐久性(R値)が高かったり、よりコンパクトになったりします。
とはいえ、R値3.2と厳冬期を除く一般用とでは十分ですし、収納サイズもウルトラライトを意識していなければ十分コンパクト。
ちょうどいいスペックでこの価格だとかなりリーズナブルだと私は感じました。
収納サイズは山岳モデルにしては大きめ
上記の通り、上位モデルと比較するとやや大きめ。
なしではないけど、、、、ウルトラライト寄りの思想を持っているので少し嵩張るなぁという印象。
積極使用というよりは、「今日は荷物にゆとりがあるからちょっとリッチな就寝環境」って日用でした。
パンクリスク
エアーマットに切っても切り離せないのがパンクリスク。
ゴツゴツした岩場も何度も経験しましたし、自宅利用含め100泊ほど使用してパンクしていないのなら一般用途では問題なし?
言い出したらキリはないですが、リスクはあるので少しストレスでしたね。
ズボラな私にはフィットしなかった
この製品がというより、エアーマットがという話ですが、設営/撤収がネックでした。
特に撤収時の空気抜きは山岳テントの幕内ではストレス。
また、保管についても膨らました状態がベターなのでそちらもネック。
もう一度買うか?
初めてのエアーマットを選ぶ方には全力でお勧めしますが、私にはエアーマット自体あっていなかったのかも。
同じものは買い直さないと思います。