ウルトラライト入門-マットを切り詰める-

UL化、およびザックの外付けを減らす意図で薄いクローズドセルを導入。
エバニューのFPマットです。
山と道など類似品はありますが、入手しやすさからこちらをチョイス。

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R値は非公開で、長さ125cmに対し重量は200g。
こちらの製品は25cmごとに切れ込みが入っているので必要量を除きカットすることが可能です。
つまり1枚あたり40gですね。
どうせカットするならば更に短いバージョンもありましたが、品切れだった為こちらを購入しました。

で、早速フィールドテスト

環境

  • 気温:2度
  • 使用テント:ファイントラック、ツェルト2ロング
  • グランドシート:SOLエマージェンシーブランケット
  • シュラフ:モンベル ダウンハガー800#1
  • 備考:筆者は寒がり

遮熱性

マットの上は多少の肌寒さは感じるものの、私には許容範囲内でした。
気温に対してシュラフの性能に余裕があった事も影響しているとは思います。

クッション性

イメージとしてはクッションフローリングと同等ぐらいの寝心地。
私にとっては快適ではないけれど、寝れなくもないというかんじ。
河原などの小石が多い環境では少し厳しそう。

マットの長さ

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今回、肩~お尻までの部分でカットして使用しました。
長さでいうと75cm、ちょうどパネル3つ分で重量は120g。
ザックを足枕替わりに使う為、多少足が浮くので問題ないかなと。

ただ、現実は厳しかった。
マットだけでなく他の装備も切り詰めており、ザックもまたしかり。
ペラペラのザックでは足を浮かすほどの高さを確保できず、足が地面に接してしまいました。
この影響で下半身だけ凍える羽目に。
パネルもう1枚分、私には必要なようです。

耐水性

この日、結露でテント内がプチ水没しました。
マットはというと、、、

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吸水性のある素材でないので、表面を拭けば即使用可能です。
耐天候性能の低いツェルト泊、タープ泊と相性が良さそうです。