ナルゲン湯たんぽの落とし穴

氷点下以下のテント泊。
藁にも縋る思いでナルゲン湯たんぽをした結果、温まるどころ凍えることに。
思わぬ落とし穴があったので、共有させてください。

ナルゲン湯たんぽとは

登山の定番装備、ナルゲン社のTritanボトル。
耐熱性が有ることを利用し、湯たんぽ代わりに使っちゃおうというおばあちゃんの知恵袋的発想です。
これに近しいものでクリンカンティーンを使ったカンティーン湯たんぽなるものもあります。
こちらはシングル構造のボトルに限りですが、直火に掛けることができることから、ブッシュクラフト界隈では定番です。
ワイルド。
誤って真空構造のモノを火にかけると爆発するので注意。

MYナルゲンボトルお披露目

Muraco別注の1Lです。
色が可愛くて一目惚れして手に取ったら、千円高かった。
でも、可愛いからオールOK。
蓄光の素材が混ざっており、夜は光るらしい。
水筒が光るメリットが感じられない。
でも、可愛いからオールOK。

朝までぬくぬくなのか

ボトル自体には保温性がないことから、水量に依存します。
一般的な湯たんぽが2L~なのに対し、こちらは1L以下の為、保温力は弱いです。
とはいえ、夜に熱湯を入れ、朝方は人肌ぐらいにはなります。
ぬるま湯で顔洗えてラッキーくらいの大らかな気持ちが大事。

思わぬ落とし穴

それは暖かいこと。
快適温度、、、ならいいのですが、装備との兼ね合いで暑さを感じることもあるでしょう。
その際に注意しなければならないのが汗です。
登山家の方々はウールや速乾性のベースレイヤーを着ていることが多くあまり問題にならないでしょう。
注意しなければならないのはキャンパーの方。
汗の対処を怠ると、保温力の落ちた朝方に汗冷えする可能性が有ります。
私の場合、さらに状況が悪く某ヒートテックを着用していました。
さらに汗で発熱し、軽くオーバーヒート気味になり、そして朝です。
凍えて目が覚めました。。。

ただしメリットも

氷点下以下に限りですが、メリットもあります。
それは凍っていない水を確保できるというもの。
飲み水全てが凍ってしまい、途方に暮れるという事態を避けることが可能です。

ナルゲン湯たんぽの際は

手持ちの道具で温まれる非常にいいアイデアです。
ただ、試す際は肌着選びを慎重にすることをお勧めします。
あと言わずもがな水漏れ注意。

その他、冬の寒さ対策について

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