コジーを使った袋飯のレシピとコツ

アウトドアで贅沢なご飯を食べるのはもちろん良いのですが、ちょっと気軽で身軽に過ごしたいシーンもありますよね。
そんなとき用にコジーを利用した袋飯に関心がありました。
乾物を使うことで、食材自体の重量はもちろん、クーラーバックも不要になる為、パックウェイトの軽量化も狙えます。

ぶっつけ本番で試すのも怖いので、まずは1週間ランチの置き換えで試してみました。
ウルトラライト系のハイカーさんなどが袋飯を利用しているという話はよく見聞きするのですが、レシピやコツなどに関する情報があまり見つけられなかったため、私の試行錯誤内容を共有させてもらいます。

  1. 使用しているコジーについて
  2. 食材について:炭水化物
  3. 食材について:野菜
  4. 食材について:タンパク質
  5. 食材について:味付け
  6. 私のレシピ
  7. 袋飯のコツ
  8. まとめ

使用しているコジーについて

使用しているコジーはワンダーラストイクイップメントのスタンドコジー。
購入時の様子はこちら。
yaeigeiko.hateblo.jp

「スタンドコジー」という名の通り、自立する構造になってます。
生地に張りのあるXPAC素材と相まって安定感抜群。

 

食材

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食材の全体像はこんな感じ。
試行錯誤した結果、乾物に落ち着きました。

 

炭水化物

袋飯に向く代表的な炭水化物は下記の3つだと思います。
一長一短でどれを選ぶかは好みの問題かと。
また、味付け次第ではありますが、エジプト料理のコシャリのように混ぜてみるのもアリかもしれません。

食材 価格 調理しやすさ 入手難易度 付加価値
アルファ化米 × ×
早茹でのショートパスタ ×
オートミール 食物繊維豊富

アルファ化米

個人的に1番気に行ったのはアルファ化米でした。
水分量や調理時間に多少のムラがあっても、そこそこ食べれるように仕上がります。
デメリットはコスパ。
1番コスパのいいモンベルの200gのモノでも、税別450円。
だいたい1食あたり50gほど使うので,そうなると100円オーバー。
他の食材込みで考えるとカップヌードルととんとん。
食物繊維などアドバンテージはありますが、自作の優位性が損なわれますね。

早茹でのショートパスタ

早茹でのショートパスタはアルファ米化とは正反対で、価格は安いが調理がシビア。
保温時間を見誤ると生煮えになりますし、水分量も誤魔化しがきかない。
ただ圧倒的に単価が安く、スーパーやコンビニなどどこでも買えるので入手難易度が低いのは良い。

オートミール

オートミールに関しては私には合いませんでした。
ただ、許容できる人からすればかなりいい食材ですよね。

野菜

不足しがちな栄養素の1つが食物繊維だと思います。
理想は天日干しされた干し野菜。
生より栄養価が高くなるものもありますが、高価なのが玉に瑕。
いずれは自作してみたいですね。
レシピ本も買いました。

現実的な食材としては乾燥野菜。
画像のモノはAmazonで200g800円ほどで買いました。
グラム単価4円と少しお高く感じますが、キャベツ中心で膨らむので水に戻すと2kgになるとの事。

乾燥野菜の注意点としては、保存や旨みの観点から糖分を添加してあるものがあるのでそれを避けることですね。
袋飯全体が甘ったるくなってしまいます。
今回の銘柄はまさにそれで鍋のもととの相性が最悪でした。
次回からは注意して買います。

また、安価で手に入りやすいという点では切り干し大根と干しシイタケもあります。
こちらは水で戻すという工程を省くことになりますので、かなりクセが強いです。
味付け次第では合わないことも。

 

タンパク質

加熱しきれない可能性があることから、生でも食べれるものがベターかなと思います。

食材 価格 調理しやすさ 入手難易度 備考
ウィンナー 時期によっては腐る恐れあり
シーチキン 持参方法は要検討
きな粉 少量であれば補助的に使用可能
大豆ミート × 時期によっては腐る恐れあり

ウィンナー

安価で手に入りやすい食材ですが、クーラーバックを使わないことを考えると、腐る恐れが。。。

シーチキン

持参方法次第。

きな粉

補助的に使うならGood。

大豆ミート

パウチのモノから乾物まで様々。
乾物なら袋飯に適していると思いますが、モノによっては水で戻すことが前提でそのまま使用すると臭みがでることも。
また、総じて高価。
ヴィーガンブームが続けば単価も落ちてくる。。。かも。

レシピ

・アルファ化米 50g
・乾燥野菜ミックス 20g
・鷹の爪 少量
・ちょっと鍋 1個

全体で80g弱。
欲張ってこれ以上いれるとコジーから溢れます。

 

コツ

パウチ、缶詰は避ける

カップラーメンのようにお湯が多くないので、常温の食材があると熱が奪われます。
お湯がぬるくなると調理効率が悪くなることから、非推奨。
理想は乾物。

水分量や調理時間にシビアな物は避ける

アウトドアでの食事を想定するとなるべく簡素で失敗のしない組み合わせがベターだと思います。
好みではありますが、ショートパスタは個人的にはいまいち。