ファイントラック、ツェルト2ロングを購入
以前、こんな記事を書きました。
要約するとキャンプ場で宿泊しつつ、近所の山を登りたい。
よく言えばベースキャンプ的なイメージ。
一般的なテント泊登山との違いは、森林限界以下での使用のみを想定しているということ。
稜線での設営はもちろんしませんし、悪天候ならば登山は中止し別のテントを持ち出す。(キャンプはしたい)
極端な事を言えばコンパクトであれば何でもいい。
とはいえ快適さも捨てがたいがどこまで割り切るかで悩む日々。
ようやく購入までたどり着きましたという報告がこのエントリの趣旨です。
悩みに悩んだ私は本に頼った
バックパッキングの父、コリンフレッチャーの”遊歩大全”を改めて読み直しました。
各装備にメリットはあるとしながらも、カウボーイスタイル(野ざらし)について語られた一節が心に残りました。
ルーフレスネス、すなわち屋根なしキャンプは、そんなパノラマの見物より、もっとすばらしいものを内包している。夜のとばりが降りてしまうと、テントに潜り込んでしまっていたのでは絶対にうけられない、小さな生命の温かみに満ちた励ましを経験することができるのだ。 コリンフレッチャー 遊歩大全 寝室より抜粋
よし、快適さは捨てよう。
基本は野ざらし。急な天候変化に対応するための荷物置きとしての用途を重視しよう。
っという事で新しい我が家
ファイントラックのツェルト2ロングを選びました。
前述の通り選択基準から快適さは除き、重量と荷物が置ける事を重視しました。
最後までヘリテージのトレイルシェルターと悩みましたが、あちらは最低限の居住空間しかなく、荷物があふれる恐れがあったため候補から除外しました。
ツェルト2ロングを実際に手に取るとあまりの小ささに驚きます。
重量は331g。
設営用具込々でも軽量テントの半分程度。
同時に購入したモノ
同時に購入したものがこちら。
特に重要なのがシームコート。
GearAidのシームグリップを選択。
各社のシームコートとして推奨されていることからチョイス。
あとのガイロープ等は既に保有しているものの、備え付けておきたかったので購入。
既存装備に幕営に使うモノ
ポールとグランドシート(代用)です。
ポールはヘリノックスのFL-130。
グランドシートは軽量さ重視でSOLのエマージェンシーブランケットで代用予定です。
いざ!
さっそく使用を!と行きたいところですが、まずはシームコートからですね。
我が家は狭いので室内で数日かけて行おうと思います。
不器用なので綺麗にできるか不安。