低身長男性の冬シュラフ選びについて

冬キャンプ用のシュラフは3シーズン向けの化繊シュラフ+チョイ足しで頑張ってきました。

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ハイスペックなダウンをそのうち、、、と思っていましたが、なかなか踏ん切りがつかず。
しかし、直近のキャンプで-7度を味わうことになりそうなので、慌てて決断しました。
結論から言うとモンベルのダウンハガー#1Womensです。
購入前のメモ書きを記念にアップしておきます。

前提

筆者のスペック

性別:男性
身長:161cm
筋肉量:少な目
年齢:30代前半
その他:長野で育ったが、寒がり
    ミニマリスト志向から自宅でも寝袋生活実施中

利用環境

関西圏での冬キャンプで利用予定。
活動圏内では-5度以下になるのは稀。
就寝時は暖房無し。
あわよくば無積雪の山にも行きたい。

最低条件

・バックパックキャンパーなのでバックパックに入ること
・上記利用環境から快適温度は氷点下以下
・低身長なので短いもの

理想

・コンパクトであればある程良い
・上記利用環境から、念のためリミット温度は-10度前後が望ましい
・せっかくのダウンなのでふわっふわがいい(封入量600g前後から求めるふわふわ感を味わえる気がする)
・ミニマリスト志向から自宅や旅先でも使いたい
・既存の3シーズン用シュラフが窮屈なので快適だとベター

候補

まずは候補になった商品を挙げていきます。

メーカー 商品名 価格 快適温度 リミット温度 寸法 重量 備考
モンベル ダウンハガー#1Womens 47300 -3 -9 16*31 914 生地が伸びる
モンベル ダウンハガー#2Womens 39600 0 -6 14*27 739 生地が伸びる
モンベル ダウンハガー#1ハーフレングス -3 -9 15*30 657 生地が伸びる
ナンガ UDDBAG630DX 55000 -5 -10 17*31 1045 撥水ダウン
NEMO Riff15 W'S 47300 -9 -16 23*32 1330 撥水ダウン、一部防水生地

各モデルについて

ダウンハガー#1Womens

バランスがいい。
テントがMSRなのでカラーコーデ的にも合う。
サイズはギリ許容範囲。

ダウンハガー#2Womens

サイズが候補の中でベスト。
このサイズならオールシーズン持ち歩きたくなる。
ただ、スペックが頼りなく、ダウンウェアのチョイ足しは必須。
真冬は寒波の度にビクつくことになりそう。
これで冬山登山している人もいるらしい。

ダウンハガー#1ハーフレングス

脇下までシュラフに入りスマホを弄っていたら寝落ち→凍える経験数知れず。
そこそこのダウンパーカを用意する前提で考えると意外と快適かも。
ただし、インナーシュラフなどのチョイ足しが今後できないと考えると少し不安。
サイズ感もレギュラーモデルからはメリットがありますが、女性用との差は誤差。

UDDBAG630DX

イケてる人はだいたいUDD(私調べ)
撥水ダウンいいよね。
ただ、レギュラーとショートに収納寸法と価格に差がないのがネック。
恐らくダウン封入量を固定で入れている為、ショートになったとてそれらはほぼ変化しないのかも。

Riff15 W'S

テント内で濡れやすい頭と足先に防水生地を使用しているらしい。
撥水ダウンを使っているのもグッド。
サーモギルやベロあったりと機能美で個人的にグッときます。
知人が使用していますが、グレーとショッキングピンクの組み合わせも好き。
なんとコンプレッションバッグも付いてる。
サイズと重量以外はパーフェクト。
バックパックに拘らなければ即決してる。

各ブランドイメージ

モンベル

必要スペックは満たしていているが、安くてちょっとダサい。
その為、格下に見られがち。
近年の値上げで安さのウリが薄れている。
ダウン量を記載してくれないので踏ん切りがつかない。

ナンガ

メイドインジャパン。
硬派なイメージでしたが、最近はファッションよりで軟派な感じが、、、
課金率高いキャンパーは大体ナンガ。
好きだけど、ちょっと苦手。ノースフェイス的な感じ(伝わるかな)

NEMO

いろんな技術をどんどん試し、モデルサイクルが早い。ザ・機能美。
感度の高い登山系の人が良く使っているイメージ。
代理店の努力で国内外の価格差はほぼ無く、意外と国内ブランドより安いものも有り。

それぞれの価格について

ヨドバシ、直営店、楽天での購入を考慮して実質価格帯を検討しました。

メーカー 定価 実質価格
モンベル 安め ヨドバシ3%、直営店で5%
ナンガ 高め ヨドバシで10%、楽天等では更なるポイント還元あり
NEMO 安め ヨドバシだと1%、直営店だと10%

性能を考えるとNEMOが最安、モンベルとナンガは実は価格差が小さい。

修理について

メーカー 修理可否 修理費用 送料 備考
モンベル 有料 店舗持ち込みをすれば片道のみ負担 ネットで破れ補修+ダウン補填で送料込み3000円以下だった記事発見
ナンガ 無料 往復負担
NEMO 修理可否未確認

ナンガは生涯保証を謳われていますが、送料がかかる。
モンベル直営店が多く、持ち込みで片道負担で済む。
修理回数、内容によるが商品自体の上代が高いナンガとモンベルの誤差かも。
車と同じで全体にガタがきた状態では修理はキリがないので買い替えを検討するのもありかも。
数年後、もっと自分に合ったシュラフにである可能性もある。

いろいろ考えた結果

冒頭でもお伝えしておりますが、ダウンハガー#1Women'sになりました。
明確な決め手があったわけではなく、総合点で優れていたって感じです。
今後はこのシュラフをメインに使っていこうと思います。

あとがき

男性で低身長だと何かとコンプレックスを抱きやすいですが、ことアウトドアに関してはメリットを感じることが多いです。
今回選んだ#1もレギュラーサイズだと#2のサイズを下回ります。 ダウンやレインウェアなどザックに収納前提なモノもそうですし、テントも一人用で広々と使えます。
この身体、なかなか良い。