モンベルのアルパインサーモボトルのサイズ比較
登山、キャンプ問わず、アウトドアのQOLを高めてくれるアイテムに保温ボトルがあります。
自宅でお湯を用意していけば、野外ですぐにお湯を使えるのはもちろん、ガスの節約にもなります。
また、冬季のみではありますが、寒さで水が凍ってしまうのを防げるというメリットもあります。
ただ、悩ましいのがサイズ選び。
大は小を兼ねるというけど、実際どうなのか。
私自身、一週間近く悩みに悩んで0.9Lを初購入しました。
そして最近0.5Lも買い増ししています。
どういう意図でそれぞれを購入したのか、各サイズの比較も交えて語っていこうと思います。
目次
- 各サイズ比較表
- 10mlあたりの重量は大きいほど軽くなる
- 大容量の方が保温力はある。ただし、、、
- 定番メニューのお湯使用量一覧
- 900mlを買った意図
- 500mlを買った意図
- まとめ:1回の利用量を意識してサイズ選びを
各サイズ比較表
サイズ | スタート | 6時間後 | 24時間後 | 重量 | 10mlあたりの重量 | 価格(税別) |
---|---|---|---|---|---|---|
350 | 95度 | 60度 | 30度 | 240g | 6.8g | 3000円 |
500 | 95度 | 78度 | 51度 | 265g | 5.3g | 3500円 |
750 | 95度 | 80度 | 56度 | 360g | 4.8g | 4000円 |
900 | 95度 | 81度 | 61度 | 380g | 4.2g | 4500円 |
10mlあたりの重量は大きいほど軽くなる
ハイカーズデポさんがクッカーの重量比較をする際に10mlあたりの重量を記載しておりイメージがしやすかった為、今回は同様にしました。
それぞれの重量は上記の比較表を参照してください。
最小サイズの350mlが6.8g/10mlに対し、最大サイズの900mlが4.2g/10mlと約4割ほど軽くなっている事が分かります。
大容量の方が保温力はある。ただし、、、
また、保温力の視点で見ると、こちらも最大サイズがもっとも効率が良いです。
ただ、こちらの保温力はボトルを満タンにした状態に対してで、一部使用するなど隙間ができると著しく低下します。
そういった事を考慮すると、一度の食事の利用量+αぐらいを目安に考えておくと良いかと思われます。
次の表は1食あたりの定番メニューのお湯使用量一覧です。
定番メニューのお湯使用量一覧
メニュー | 必要量 |
---|---|
カップヌードル | 300ml |
カップヌードルリフィル | 330ml |
チキンラーメン | 400ml |
アルファ米 | 160ml |
コーヒー | 150ml |
900mlを買った意図
次に私が900mlを買った意図についてです。
冬場での利用を想定していたので、冒頭で書いたように水が氷るのを防ぐ目的がありました。
また、多少ぬるま湯になるのは承知の上でガスの節約を考えていました。
効果はてきめんで1日のガス利用量が大幅に減らすことができ、目的を果たすことができました。
500mlを買った意図
厳冬期はぬるま湯でもいいので少しでも多くのお湯を持つメリットがあります。
ただ、それ以外のシーズンではそういった事がなくなり、量より質(温度)を求めました。
まとめ:1回の利用量を意識してサイズ選びを
上記の通り、ボトル内で隙間があると本来の保温力が発揮できません。
その為、自分が1回に利用するお湯の量を想定してサイズ選びすることをお勧めします。
ツェルト水没
今月から使い始めたファイントラックのツェルト2ロング。
透湿性を謳ってますが、やはりテントのように利用したところ結露が発生。
じゃあダメなのかと言えばそういうことではなく、幕内を拭いたり、換気を意識することで快適に過ごせるのではないかと思います。
中の様子
まず、結露は発生するものの、"量”としては少なめ。
ボタボタ落ちてくるほどではありませんでした。
ダブルウォールで同量の結露が発生しても気にも留めないと思います。
しかし、幕が三角柱でフロアを作っているので、結露が幕を伝ってフロアが水没という事態になりました。
改善策
ツェルト2ロングはベンチレーションが2箇所ついているので換気はあまり意識していませんでした。
これとは別途、就寝時は入り口上部を少し開けて換気しようと思います。
また、ある程度結露するという前提で定期的にタオルで拭き取りも実施予定。
乾燥
速乾とまでは行きませんが、生地が薄く比較的早く乾燥させることができます。
癖はあれど軽量コンパクトのメリットから使い続ける
一般的なテントと違い換気や拭き取りが発生するので一手間掛かります。
ただ、それでも軽量コンパクトにメリットがあるから使い続けると思います。
画像はマウンテンハードウェア・スクランブラー25(25L)の詰め込んだ様子。
ちょっとしたデッドスペースに詰め込めるメリットは計り知れません。
エバニューのアルコールストーブ導入
私の中でなかなか購入に踏み込めなかったギアの一つがアルコールストーブ。
道具選びの基準として軽量コンパクトというのはもちろんなのですが、プラスアルファで気にしているのがアイテム数。
ザック内でごちゃごちゃしちゃうのが苦手なんですよね。
アルコールストーブで言えば、まず五徳が必要で尚且つ風に弱いので風防も欲しい。
アルコールボトルも含めるとアイテム数が4つになってしまいます。
これはちょっとスタイルに合わないなと避けてきていたんですが、軽量化の一環として試してみることにしました。
開封の儀
購入したのがエバニューのTiアルコールストーブDXスタンドセット。
このスタンドが秀逸で五徳兼風防であり、尚且つウッドストーブにもなる。
ウッドストーブは積極活用使用とは思いませんが、燃料切れ時のサブの火器としての役割になります。
その代償として重量はアルコールストーブにしては重めの92g(実重量)です。
一般的なOD缶用のバーナーと同重量ですが、燃料を必要量のみに絞れること、サブ火器としての用途も考えると許容範囲です。
110缶とほぼ同等のサイズ缶
画像はスノーピークの110缶との比較。
径はほぼ同等で若干高さがあります。
コンパクトであることはもちろんなのですが、クッカーとのスタッキングの際にイメージしやすいメリットがあります。
110缶利用を想定した小型のクッカーにスタッキングすると中でガチャガチャと動かない。
燃焼テスト
まずは自宅で使用しました。
思いの外、火が広がりました。
火力はウィンドマスターの中火くらい。
ガスバーナー感覚で使えるものの、燃費は悪い。
500mlのお湯を作るのに30mlの燃料用アルコールを消費しました。
また非推奨ですが、スタンド下部には熱が伝わりづらい為、カスケードワイルド製のプラダンテーブルの上でも使用できました。
続いてフィールドテスト。
鍋を作ってみましたが、いまいち。
理由としては
・火力調整ができない
・燃費が悪い
以上の2つのことからあまり料理には向いていなさそう。
特に燃費が悪いというのがミソでガッツリ料理をしようとすると平気で100ml前後の燃料用アルコールが必要になります。
あまり燃料を持っていくことになると、軽量化の意図から外れてしまいます。
あくまでお湯を作る用途ぐらいにしておいて、食事はフリーズドライ系のレトルトと割り切った方が良さそう。
余談:燃料用アルコールの入手難易度
ネットでの事前リサーチではドラッグストアで購入可能とのことでしたが、私の生活圏では売っていませんでした。
痛風とショップ巡り
登山計画書を作成し登山する気満々だったのですが、前日に突如痛風が発症しあえなく断念しました。
生活習慣と体質の複合要因のため一概には言えませんが、今回は思い当たる節がない。
ダイエット中のため、食事や運動には気を遣っていたはずなのです。
おかしいなぁと調べて見ると"急な体重の増減"も痛風発症のトリガーになりうるとのことでした。
健康を意識しているはずなのに、報われない思いです。
さて、理由はどうあれ久々の1日フリーの日。
休みあらば登山やキャンプに出かけていたため、こういう休みの過ごし方は久々です。
幸い、痛風の箇所が自転車移動ならば痛みを感じないため、ショップ巡りに繰り出しました。
まずは豊崎のムーンライトギア大阪さんへ。
前にも見せてもらいましたが、OMMの化繊シュラフがやっぱいい。
プリマロフトゴールドを使用し、モンベルの#3相当で約450gほどとかなり使い勝手が良さそう。
もう少し暖かくなったら多分買います。
今日は何も買わずに店を後に。
続いて、電車で一駅の尼崎にある
昨年訪れた際は二階建ての小さなスペースでしたが、広くなってました。
幅広いんだけどちょっと癖のある取り揃えで好きなお店です。
ダイニーマ素材の中型ザックが目につき試着させてもらいました。
フェリーノのラディカル40+10です。(写真撮り忘れ)
吊るしの状態で970g、トップリッドや背面パネルを省くことで570gまで軽量化できるとのこと。
こういう調整できるプロダクトは個人的にグッときます。
ダイニーマ素材を使うと比較的高価になりやすいですが、3万円強とリーズナブル。
即決はできませんでしたが、有力候補に追加しました。
で、購入したのがエバニューのアルコールストーブ。
凄くベタな製品ですが、品薄な風防セットの在庫があったためGet。
っということで不本意な休日でしたが、納得できるギアを買えてホクホクしています。
問題はいつ使えるか。
週末にキャンプ予定ですが、痛風次第、、、
ウルトラライト入門-マットを切り詰める-
UL化、およびザックの外付けを減らす意図で薄いクローズドセルを導入。
エバニューのFPマットです。
山と道など類似品はありますが、入手しやすさからこちらをチョイス。
R値は非公開で、長さ125cmに対し重量は200g。
こちらの製品は25cmごとに切れ込みが入っているので必要量を除きカットすることが可能です。
つまり1枚あたり40gですね。
どうせカットするならば更に短いバージョンもありましたが、品切れだった為こちらを購入しました。
で、早速フィールドテスト
環境
- 気温:2度
- 使用テント:ファイントラック、ツェルト2ロング
- グランドシート:SOLエマージェンシーブランケット
- シュラフ:モンベル ダウンハガー800#1
- 備考:筆者は寒がり
遮熱性
マットの上は多少の肌寒さは感じるものの、私には許容範囲内でした。
気温に対してシュラフの性能に余裕があった事も影響しているとは思います。
クッション性
イメージとしてはクッションフローリングと同等ぐらいの寝心地。
私にとっては快適ではないけれど、寝れなくもないというかんじ。
河原などの小石が多い環境では少し厳しそう。
マットの長さ
今回、肩~お尻までの部分でカットして使用しました。
長さでいうと75cm、ちょうどパネル3つ分で重量は120g。
ザックを足枕替わりに使う為、多少足が浮くので問題ないかなと。
ただ、現実は厳しかった。
マットだけでなく他の装備も切り詰めており、ザックもまたしかり。
ペラペラのザックでは足を浮かすほどの高さを確保できず、足が地面に接してしまいました。
この影響で下半身だけ凍える羽目に。
パネルもう1枚分、私には必要なようです。
耐水性
この日、結露でテント内がプチ水没しました。
マットはというと、、、
吸水性のある素材でないので、表面を拭けば即使用可能です。
耐天候性能の低いツェルト泊、タープ泊と相性が良さそうです。
2021年2月現在の装備-ゆるテント泊登山用-
2021年2月現在の装備。
関西圏で最低気温は氷点下-3度までのテント泊。
キャンプ場での宿泊&低山ハイクの組み合わせを想定。
下記が現状の装備一覧。
ベースウェイト5290g(誤差あり)
パックウェイトになると7500g±500g(飲酒量次第)
軽量余地は約1500g。
日によって多少の入れ替えあり。
目次
- テント 計632g 軽量余地無し
- 寝具 計1034g 軽量余地400g
- キッチン用品 計909g 軽量余地300g
- ファニチャー 計350g 軽量余地290g
- 鞄 計895g 軽量余地 400g
- ウェア 計525g 軽量余地無し
- その他 計945g 軽量余地100g
テント 計632g 軽量余地無し
ツェルト:ファイントラック ツェルト2ロング 450g(ガイロープ含む)
ペグ:ノーブランド チタン製ネイルペグ等 100g
グランドシート:SOL エマージェンシーブランケット 82g
トレッキングポール:ヘリノックス FL-120 こちらはトレッキングポール(登山時装着)なので計算対象外
テントに関しては現在入手できる最軽量の選択の一つだと思う。
当面改善の余地なし。
悪天候時は別装備にする予定。
寝具 計1034g 軽量余地400g
シュラフ:モンベル ダウンハガー#1Women's 914g
マット:エバニュー FPMat 75cm 120g
冬季は寒がりなのでダウン量マシマシ。
暖かくなれば500g以下のシュラフに置き換え予定。
キッチン用品 計909g 軽量余地300g
ケトル、カップ:シートゥサミット XSET11 326g
バーナー:SOTO ウィンドマスター 67g
ドリッパー:ユニフレーム コーヒーバネットCute 46g
水筒:モンベル アルパインサーモボトル0.9L 380g
水筒:ナルゲン 0.5L 90g
XSETが重い。
チタン製クッカーに置き換えもありか?
また、サーモボトルはマストだが0.9Lも同時に使わないので0.5Lでもいいかもしれない。
ファニチャー 計350g 軽量余地290g
イス:マジックマウンテン トレイルチェア 290g
テーブル:カスケードワイルド 60g
キャンプも想定してイスも持っていく想定。
ソロならなくても良い。
鞄 計895g 軽量余地 400g
ザック:マウンテンハードウェア スクランブラー25 840g
サコッシュ:アライテント マップサコッシュ 55g
スクランブラー25がXPAC素材の割には重い。
ただ、背面がしっかりしているのでパック重量で考えるとこれくらいあっても良いかな。
資金に余裕が出たら、さらなる軽量モデルも買い増ししたい。
ウェア 計525g 軽量余地無し
レインジャケット:モンベル ストームクルーザージャケット254g
レインパンツ:モンベル バーサライトパンツ 83g
ダウンジャケット:モンベル スペリオダウンジャケット 188g
上半身は耐久性重視でストームクルーザー、おそらくあまり出番がないので軽量なバーサライトパンツをチョイス。
着用装備でウィンドシェル、登山パンツ共に撥水性のあるものを使用予定。
その他 計945g 軽量余地100g
ランタン:ソーラーパフ 60g
ヘッドライト:メーカー、モデル名不明 50g
モバイルバッテリー:cheero製 モデル不明 375g
傘:モンベル ロングテイルトレッキング 140g
ファーストエイドキット 300g
タオル:パックタオル パーソナル 20g
モバイルバッテリーが重い。
5年前に買ったものなので、最新の物に置き換えると100gほど削れそう。
長年のダイエットで染みついた価値観が呪いの様だ
タイトルの通り。
油断するとスグに太る体質なので、人生の大半はダイエットと共にあったといっていい。
”ダイエットと共に~”というのは、裏返せばダイエットは成功していない。
ハイカロリーな料理を罪悪感を感じながら食べ続けてきた。
登山を始めて食の大切さを知った。
数時間の山行で1日の基礎代謝を上回るカロリーを消費する。
なので、ハンガーノック、登山風にいうと”シャリバテ”にならないように小まめに栄養を取る必要がある。
しかし、長年染みついたカロリーや塩分へのマイナスイメージが抜けず、摂取に抵抗がある。
同じカロリーでも唐揚げだとかラーメンだと喜んで食べたい。
ただ、よくわからない薬っぽいハイカロリーな栄養剤はどうも気乗りしない。
しかもなかなかのお値段。
きっとこの先も登山を進めていく中でのネックになるのだろう。